消費税計算の覚え方

この記事は次のブログに引っ越しました。

税込み金額、税抜き金額、消費税金額から各々の金額を算出したい場合、なかなか覚えられません。 いや、以前消費税の計算方法をまとめた記事も書いているので、理屈はわかるのですが、、、いかんせん歳で、、、 そこで、理屈抜きで、この計算方法を図で簡単に覚えられる方法を見つけました。困ったら、この図をチャッとメモに書けばすぐです。慣れると頭で想像できるようになります。 自分的に「神の助け〜」という意味とベンツのマークに似ているので、名づけて「メルセデスの図」w。ちなみに、発想は、技術の時間で習った「V(ボルト)W(ワット)A(アンペア)」の計算式です。 一般的な「0.05をかける」といった計算式でもいいのですが、コンピューターの端数処理で1円があわない「あるある」トラブルを回避のためやメンテナンスをしやすくするのための整数での考え方です。 そして、切り捨てゴメンな世界を切り上げたり、四捨五入したりのカオスワールドに入るというわけでやんす。 消費税関連の計算図 以下が最終的な計算図です。パッと見、複雑なようですが、簡単に書く方法があるので次項で説明します。 まずは、使い方ですが、持っている値から出したい値へ、お互いが隣接しない方へ(時計回りか反時計回り)に回り、最初にブチあたった数字を掛けて、次にブチあたった数字で割るだけです。 ちょっとわけわかめかもしれませんね。例えば、上の図の「税抜き額」から「消費税額」を出したい場合、隣接しない「税込み額」側、つまり時計回りに回ると最初に"5"があって、次に"100"があるので、5倍して100で割れば消費税額が算出できます。(税抜き×5÷100=消費税) 同様に、消費税額から税抜き額を出したい場合、反時計回り(税込み側)に回り、100倍して5で割れば、税抜き額が算出できます。(消費税×100÷5=税抜き) 計算図の書き方・覚え方 ベンツのマーク(三等分した円)を1つ書きます。 どこでもいいので「消費税」と書き、その反対側に消費税率を書きます。(図の場合は5%なので「5」) 同様に空いているところに「税抜き」と書き、その反対側に100と書きます。 最後に空いているところに「税込み」と書き、その反対側に100に消費税率を加えた数字を書きます。(図の場合は100+5なので「105」) 計算図の完成です。 8%や10%でも、数字の「5」の部分を置き換えればできます。 注意点としては消費税から税込みや税抜きを出す時。消費税が端数を切り上げ、切り捨て、四捨五入などされている可能性があることです。その場合、消費税額を±1にした値も別途用意すれば、元値の検索も楽になります。 ほんと…2年で消費税、倍ですよ。倍。にヴァイ!ツヴァイ!SEの苦労もヤヴァイ!ってな感じで。