FilemakerとExcelのINT関数の違い

FilemakerExcelのINT関数はマイナス値で挙動が違うを切り捨てる

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[Filemaker][Excel] FilemakerExcelのINT関数はマイナス値で挙動が違うを切り捨てる 小数点以下を切り捨てる場合に使われるINT関数ですが、マイナスの小数点を扱う場合、FilemakerExcelでは挙動が違うので注意が必要です。 使い方はどちらも INT( -100.5 ) ですが、結果は以下の通り。 Excel: INT( -100.5 ) = -101 Filemaker: INT( -100.5 ) = -100 消費税の計算で1円違うことはよくありますが、ゼロに近いほうに切り捨てないともったいないので、立替などのマイナス値を扱う場合は注意。 挙動をあわせるためには以下のようにします。 Excel: RoundDown( -100.5, 0 ) = -100 Filemaker: INT( -100.5 ) = -100 厳密に言うと、FileMakerExcelではINT関数の意味が違います。 FileMakerは「四捨五入せずに、引数の指定した数値の部分(整数)を返す」ことが目的で、Excelの場合は「数値をより小さいほうに丸めた数値を返す」ことが目的です。