Lionの”再ログイン時にウインドウを再度開く”を標準で無効にする

Mac OSX Lionの"再ログイン時にウインドウを再度開く"のデフォルト設定値を無効にする

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■Mac OSX Lionの"再ログイン時にウインドウを再度開く"のデフォルト設定値を無効にする 20:50 Mac OSX Lionの"再ログイン時にウインドウを再度開く"のデフォルト設定値を無効にするを含むブックマーク CommentsAdd Star 下記コマンドを、アクセサリにあるターミナルから実行します。以降は、チェックが入っていても終了時に起動していたアプリは起動しません。 curl http://goo.gl/Z4EFC -L -s -o ~/fixlogin.sh && chmod +x ~/fixlogin.sh && sudo ~/fixlogin.sh ; rm ~/fixlogin.sh ■詳細 Mac OSX Lion (10.7)から「再起動」および「システム終了」を行う際、終了時に開いていたウィンドウが起動後に再度開いてしまいます。 これは、[システム環境設定]-[一般]にある「アプリケーションを終了して再度開くときにウインドウを復元」のチェックを外しても発生します。 上記2つのウィンドウ画像にあるように、終了時のメッセージ・ダイアログに記載されている「再ログイン時にウインドウを再度開く」のチェックを外せば解決するのですが、この設定を最初からオフ、つまりデフォルトでチェックを外しておきたい人は少なくないと思います。 これはOSの仕様(OSレベルでレジュームを行おうとするから)なのですが、確かに周りのMacユーザーはシャットダウンせずにスリープにして使う人が多いので、デフォルトの仕様にしたのだと思います。基本的に毎回使うアプリは同じなので再起動後にアプリを起動するのが面倒なためでしょう。 現在(2012/03/05)の時点で、標準機能として初期設定をオフにすることはできないため、代替案として起動時に開かれるウィンドウ情報(キャッシュ)を削除する方法がHexBrainで提案されています。 設定は簡単で、下記一行をターミナルから入力して、管理者パスワードを入力すれば完了です。後は、チェックが入っていようがアプリが起動することはありませんが、注意点としてはファインダーだけは起動してしまいますので、深い階層にある動画を開いた後など、注意が必要です。 curl http://goo.gl/Z4EFC -L -s -o ~/fixlogin.sh && chmod +x ~/fixlogin.sh && sudo ~/fixlogin.sh ; rm ~/fixlogin.sh (※参考元:Disable “Reopen Windows When Logging Back In” in Mac OS X Lion Completely) これは何をしているかと言うと、まず”http://goo.gl/Z4EFC”から下記内容のスクリプトをダウンロードし、ログイン時に実行されるようにしています。 #!/bin/bash echo "#!/bin/bash" > /tmp/loginfix.sh echo "rm /Users/*/Library/Preferences/ByHost/com.apple.loginwindow.*" >> /tmp/loginfix.sh mv /tmp/loginfix.sh /usr/bin/loginfix.sh chmod +x /usr/bin/loginfix.sh defaults write com.apple.loginwindow LoginHook /usr/bin/loginfix.sh 大丈夫だとは思いますが、このスクリプトを提供している人に悪意が働くことも考えて、セキュリティ的には、上記を参考にシェルの実行ファイルは自分で作ったものを使うのがいいかもしれません。 逆に、これらの動作を止めたい(元に戻す)場合は下記コマンドをターミナルで実行します。 sudo defaults delete com.apple.loginwindow LoginHook